こんにちは、nextnote編集部です。
最近、20代のテレビ離れについて目にして、「たしかに自分もほとんどテレビをつけていないかも」と感じた人は多いのではないでしょうか。家にテレビはあるけれど、使うのはゲームや配信を見るときだけ。番組表に合わせて座るより、スマホで見たいものを選ぶ方が自然になっている人もいますよね。
ただ、テレビを見ないからといって、情報やエンタメに興味がなくなったわけではありません。見方が変わっただけで、動画、SNS、配信サービス、見逃し配信など、むしろ接点は細かく増えています。この記事では、20代のテレビ離れがなぜ進むのか、そしてテレビの代わりに何を見ているのかを整理します。
- 20代のテレビ離れが進む理由を生活習慣から整理
- 若者がテレビの代わりに見ているものを確認
- YouTube、TVer、サブスク、SNSの違いを比較
- テレビを見ない人でも情報を追いやすい方法を紹介
20代のテレビ離れはなぜ進む?

ほぼ見ない人が増えた背景
20代のテレビ離れが語られるとき、まず見ておきたいのは「テレビが嫌いになった」というより、生活の中心から外れたという変化です。部屋にテレビがあっても、帰宅後にリモコンを探して番組表を見る流れがなくなり、最初に手に取るのはスマホという人が増えています。ニュースも娯楽もスマホから始まるので、テレビは意識して選ばないと起動しない存在になっているわけですね。
特に20代は、学校や仕事、移動、友人との連絡、買い物、音楽、動画までスマホで完結しやすい世代です。テレビ番組を見ようと思っていなくても、SNSの投稿、短い動画、配信アプリの通知が先に目に入ります。すると、テレビを見る時間が奪われたというより、最初からテレビにたどり着く前に可処分時間が埋まってしまう感覚に近いかなと思います。
また、テレビをほぼ見ない人でも、スポーツの大きな試合、推しが出る音楽番組、話題のドラマ最終回などは個別にチェックします。つまり「毎日なんとなく見る」から「必要な番組だけ見る」へ変わったのが大きなポイントです。テレビ離れという言葉だけだと断絶に見えますが、実際には視聴の入口がテレビ本体からスマホやSNSに移っていると考えると、かなり理解しやすくなります。
背景には、テレビが家庭の中心に置かれていた時代から、個人の端末が中心になった時代への変化もあります。家族全員で同じ番組を見るより、自分のイヤホンで自分の画面を見る時間が増えました。話題を共有するときも、放送中の番組ではなく、SNSで流れてきた動画や配信作品が入口になることが多くなっています。
20代のテレビ離れは、テレビ番組そのものへの拒否よりも、視聴の入口がスマホ中心になった変化として見ると自然です。
スマホ時間が先に埋まる
20代のテレビ離れを考えるうえで、いちばん大きいのはスマホ時間の強さです。朝起きたら通知を見て、移動中に動画を見て、休憩中にSNSを見て、帰宅後もメッセージやおすすめ動画を開く。こうした流れの中では、テレビを見るかどうかを考える前に、細切れの時間がすでに別のコンテンツで埋まっています。
テレビは基本的に画面の前にいることを求めますが、スマホは場所を選びません。ベッドの中、電車の中、飲食店の待ち時間、寝る前の数分でも使えます。20代にとっては、長くまとまった時間を作ってテレビを見るより、空いた瞬間に短く楽しめる方が生活に合いやすいですね。これは番組の質というより、端末の使いやすさと時間の形の問題です。
さらに、スマホはおすすめが次々に出てきます。見たいものを検索するだけでなく、アプリ側が興味に近い動画や投稿を提示してくれるので、受け身でも飽きにくい構造になっています。テレビのようにチャンネルを変えて探すより、スマホのおすすめ欄をスクロールする方が楽だと感じる人が増えるのは自然かなと思います。
もうひとつ大きいのは、スマホが連絡や支払い、写真、予定管理まで兼ねていることです。テレビを見るためには別の画面へ移る必要がありますが、スマホは手元に残ったままです。画面を切り替えるだけで動画もSNSもニュースも見られるため、テレビをつける一手間が相対的に重くなっています。
つまり、20代にとってスマホは暇つぶし用の道具ではなく、生活全体の入口になっています。テレビが悪いというより、スマホ側が先に習慣化しているため、テレビ視聴が後回しになりやすいのです。
- 移動中や待ち時間でも見られる
- 短い動画で区切りやすい
- おすすめ欄から次の動画へ進みやすい
- 連絡や買い物と同じ端末で完結する
リアルタイムが合わない
テレビの大きな特徴は、放送時間が決まっていることです。これは家族で同じ時間に見る時代には強みでしたが、生活リズムがバラバラな20代には合いにくくなっています。仕事の終わり時間が読めない、帰宅後に家事や勉強がある、夜は友人と通話するなど、決まった時間に番組へ合わせるのが負担になる場面は多いですね。
一方で、配信サービスや見逃し配信は、自分の都合に合わせられます。途中で止めてもいいですし、倍速で見たり、気になる場面だけ見返したりもできます。20代のテレビ離れは、単にテレビを見ないというより、時間を固定される見方から離れているとも言えます。自分の予定を崩さずに見られることが、かなり重要になっているわけです。
特に話題の番組でも、リアルタイムで全部見るより、あとから切り抜き、公式動画、見逃し配信、SNSの感想で追う人がいます。もちろんリアルタイム視聴の一体感は残っていますが、それは「絶対」ではなく「必要なときだけ選ぶもの」になりました。ここが、昔ながらのテレビ視聴との大きな違いです。
リアルタイム視聴が合わないからといって、番組に価値がないわけではありません。むしろ、見たい番組ほど自分の集中できる時間に見たいという感覚があります。ながら見よりも、見たい場面を選んで見る。20代にとっては、視聴時間を自分でコントロールできることが満足度につながりやすいです。
録画や配信が前提になるほど、放送時間に合わせる必要性は下がります。20代のテレビ離れは、番組を否定する動きではなく、視聴タイミングを自分で決めたいという自然な欲求にも見えます。
| 見方 | 合う人 | 弱点 |
|---|---|---|
| リアルタイム視聴 | 同時に盛り上がりたい人 | 時間を合わせる必要がある |
| 見逃し配信 | 自分の予定を優先したい人 | 配信期限を忘れやすい |
| 短尺動画 | 要点だけ知りたい人 | 全体の流れは追いにくい |
SNSで話題を追える
20代のテレビ離れが進んでも、世の中の話題から離れているわけではありません。むしろSNSを通じて、番組の名場面、出演者の発言、ライブ配信の告知、スポーツの結果などをかなり速く知る人もいます。テレビをつけなくても、友人の投稿やおすすめ欄に流れてきた情報だけで「今何が注目されているか」を把握できるからです。
この流れでは、番組を最初から最後まで見るより、話題になった部分だけ確認する行動が増えます。気になる場面を見てから、必要なら見逃し配信や公式動画に進む。SNSが入口になり、テレビ番組はその先にある選択肢のひとつになるわけですね。テレビ局側も公式SNSや切り抜き動画を出すため、入口の変化はますます定着しています。
ただし、SNSだけで追うと情報が断片的になりやすい点には注意が必要です。短い投稿や動画は便利ですが、文脈が抜けることもあります。気になる話題ほど、公式サイト、見逃し配信、番組ページなどで確認する習慣を持つと安心です。テレビを見ない生活でも、確認先を使い分ければ情報の精度はかなり保てます。
また、SNSは自分の興味に近いものが流れやすいため、テレビのように偶然まったく違う話題に触れる機会は減りがちです。便利な反面、見たいものだけを見る状態にもなります。だからこそ、ニュースや社会の大きな話題は、SNSの反応だけで終わらせず、複数の媒体で確認する意識があるとバランスを取りやすいですね。
この入口の変化は、テレビ番組の見つけ方にも影響します。番組表を開く前にSNSで切り抜きや感想を見て、そこで興味を持ったものだけ本編へ進む流れが増えているのです。
テレビなし部屋も普通に
一人暮らしの20代では、そもそも部屋にテレビを置かない選択も珍しくありません。初期費用を抑えたい、部屋を広く使いたい、引っ越し時の荷物を減らしたい、テレビ台を置く場所がないなど、理由はかなり現実的です。スマホやノートPCがあれば動画は見られるので、テレビを買う優先順位が下がりやすいですね。
さらに、テレビを置くと受信契約や配線、設置スペースのことも考える必要があります。生活家電の中で、冷蔵庫や洗濯機のように必須と感じにくくなったことで、購入を後回しにする人もいます。結果として、テレビを見ないから買わない、買わないからさらに見ない、という循環が生まれやすくなっています。
もちろん、テレビ画面の大きさや音の迫力はスマホにはない魅力です。映画やスポーツ、ゲームでは大画面が便利な場面もあります。ただ、20代の普段使いでは「大画面で毎日見る」より「手元の端末ですぐ見る」が勝ちやすいのだと思います。テレビなし生活は我慢ではなく、最初から選択肢に入らない暮らし方になってきています。
テレビを置かない部屋では、ノートPCやタブレットが代わりになります。必要なら小型プロジェクターや外部モニターを使う人もいますが、毎日の情報収集はスマホで十分という人も多いです。つまり、テレビを買わない選択は「節約」だけでなく、自分の生活動線に合う画面を選んでいる結果でもあります。
初めて一人暮らしをするタイミングでテレビを買わないと、そのままテレビなしの生活が定着しやすくなります。あとから必要性を感じたときだけ、モニターや配信端末を足す人もいます。
- 置き場所やテレビ台が必要になる
- 引っ越し時の荷物が増える
- 配線や設定が面倒に感じやすい
- 普段の視聴がスマホで足りてしまう
20代のテレビ離れで何を見る?

YouTubeや短尺動画を見る
20代がテレビの代わりに見るものとして、まず外せないのがYouTubeや短尺動画です。勉強、メイク、料理、ゲーム、音楽、ニュース解説、旅行、買い物レビューなど、目的別に探せる範囲が広く、テレビ番組よりも自分の関心に近いものへすぐたどり着けます。特に、知りたいことを検索して動画で見る流れは、生活の中にかなり入り込んでいますね。
短尺動画は、数十秒から数分で完結するため、移動中や寝る前にも見やすいです。テレビ番組のように30分や1時間のまとまった枠を取らなくても、気分転換できます。見終わるたびに次のおすすめが出るので、つい長く見てしまう面はありますが、入り口の軽さは圧倒的です。20代のテレビ離れとスマホ動画の伸びは、ほぼセットで考えた方がよさそうです。
ただ、短い動画だけでは深い理解に向かないこともあります。ニュース、社会の話題、作品の背景などは、短い切り抜きだけで判断すると誤解しやすいです。便利さを活かしながら、気になるテーマは長めの解説や公式情報も確認する。このバランスを取れると、テレビを見ない生活でも情報の偏りを減らしやすくなります。
テレビとの違いは、動画を探す目的がはっきりしやすいことです。料理ならレシピ、勉強なら解説、音楽ならライブ映像というように、目的から逆算して見られます。20代にとっては、番組を待つより検索して選ぶ方が自然です。自分の関心に合わせて深掘りできる点が、動画サービスの強さだと思います。
おすすめ表示は便利ですが、同じ傾向の動画ばかり続くこともあります。だからこそ、学習やニュースのように正確さが大事なテーマでは、動画だけでなく公式情報や長めの記事も合わせて見ると安心です。
YouTubeや短尺動画は、探しやすさと短時間で見られる手軽さが強みです。ただし、要点だけで判断しすぎないことも大切です。
TVerで必要な番組だけ見る
テレビを毎日見ない20代でも、ドラマ、バラエティ、音楽番組、スポーツ特番など、気になる番組だけは見る人がいます。そのとき便利なのがTVerなどの見逃し配信です。リアルタイムでテレビの前にいなくても、あとからスマホやPCで見られるため、テレビ離れの中でも地上波番組との接点を残しやすいサービスになっています。

見逃し配信のよいところは、番組表に縛られないことです。帰宅後でも、翌日の移動中でも、週末でも、自分のタイミングで見られます。20代にとっては「テレビで見るか、見ないか」ではなく「その番組をどの端末で見るか」という感覚に近いかもしれません。テレビ本体を使わなくても、テレビ番組自体は見ているというケースはかなりあります。
一方で、配信期限や対象番組には注意が必要です。すべての番組がずっと残るわけではないため、気になるものは早めに確認した方が安心です。NHK系の見方を整理したい場合は、NHK ONEの見方をテレビで確認する流れも参考になります。民放の番組では、TVerとFODの見逃し配信の見方のように、番組ごとに配信先を確認するのがコツです。
見逃し配信は、テレビ番組とスマホ世代のあいだをつなぐ存在です。リアルタイムで見ない人でも、SNSで気になった番組を後から確認できます。テレビ離れが進むほど、番組を作る側にとっても、放送後の見られ方が重要になります。視聴者側も、配信期限と対応端末だけ押さえておけば、かなり使いやすくなります。
番組名をSNSで知って、あとからTVerで確認する流れは、テレビ本体を使わない人にも合っています。テレビ離れが進んでも、番組との接点が完全に消えるわけではないところがポイントです。
- 放送時間に合わせなくていい
- スマホやPCで見やすい
- 話題の番組だけ追いやすい
- 配信期限の確認が大切
サブスクは作品で選ぶ
20代のテレビ離れで増えている見方として、サブスクを作品単位で選ぶ行動もあります。テレビ局や放送時間ではなく、「この映画が見たい」「このアニメを追いたい」「この海外ドラマだけ見たい」という入り方です。作品名、出演者、ジャンル、友人のおすすめから選ぶため、チャンネル単位の視聴とはかなり違いますね。
サブスクは月額料金がかかるため、20代にとっては全部入るより、必要な時期だけ契約する使い方が現実的です。見たい作品がある月だけ入って、見終わったら解約する。あるいは家族契約や無料期間を使い分ける。テレビのように無料放送をなんとなく流すのではなく、お金と時間を使う理由があるものを選ぶ意識が強くなっています。
この作品単位の見方は、満足度が高い一方で、情報が分散しやすいのが弱点です。どのサービスに何があるのか、配信がいつ終わるのか、無料で見られるのかを毎回調べる必要があります。20代のテレビ離れは、楽になった面と、選ぶ手間が増えた面の両方があります。だからこそ、見たい作品をメモして、月ごとに使うサービスを絞ると無駄が減ります。
テレビ番組は放送局を選べばある程度まとまっていましたが、サブスクでは作品ごとに配信先が変わります。便利な反面、探す力が必要です。友人のおすすめ、SNSの評判、公式サイトの配信情報を組み合わせながら、自分に合う作品を探す流れが定着しています。ここも、20代の視聴行動が能動的になった部分ですね。
| 選び方 | 向いている視聴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 作品名で選ぶ | 映画・ドラマ・アニメ | 配信終了日を確認する |
| 出演者で選ぶ | 推し活・音楽番組 | 関連作品が分散しやすい |
| ジャンルで選ぶ | 学習・ドキュメンタリー | 見放題範囲を確認する |
ニュースは要点で追う
テレビを見ない20代でも、ニュースをまったく見ないわけではありません。ニュースアプリ、SNS、検索、動画解説、ポッドキャストなど、入口が増えています。朝のニュース番組を流し見する代わりに、通知で重要そうな見出しだけ見る。気になったものだけ検索する。そういう要点重視の追い方に変わっている人が多いですね。
この見方のメリットは、短時間で必要な情報に触れられることです。忙しい朝や移動中でも、天気、交通、社会の大きな動き、好きな分野のニュースだけ確認できます。テレビのように番組側が並べた順番で見るのではなく、自分に関係があるものから見るため、効率はかなり高いです。タイパを意識する20代には合いやすいかなと思います。
ただし、ニュースを要点だけで追うほど、見出しだけで判断してしまうリスクもあります。大きな話題や生活に関係する情報は、複数の媒体で確認するのが安心です。テレビを見ない場合でも、公式発表、新聞社、公共放送、専門メディアなど、信頼できる確認先をいくつか持っておくと、情報の偏りを抑えやすくなります。
ニュースの追い方は、テレビかスマホかの二択ではありません。速報はスマホ、背景理解は長めの記事、映像で確認したいものは配信やニュース動画というように分けられます。20代のテレビ離れが進んでも、情報の質を落とさないためには、自分なりの確認ルートを作ることが大切です。
緊急性のある情報や生活に関わる制度の話は、短い投稿だけで済ませない方が安全です。スマホで入口を作り、必要なものだけ詳しく確認する使い分けが、テレビを見ない人にも合っています。
20代のテレビ離れまとめ
20代のテレビ離れは、テレビ番組への関心がゼロになったというより、視聴の入口と時間の使い方が変わった結果です。スマホで動画を見る、SNSで話題を知る、TVerで必要な番組だけ見る、サブスクで作品を選ぶ。こうした行動が日常になったことで、テレビを毎日つける理由が少なくなっています。
特に大きいのは、リアルタイム視聴へのこだわりが弱くなったことです。見たいものを、見たい場所で、見たい長さだけ見る。この自由さに慣れると、番組表に合わせる視聴は少し重く感じます。テレビ離れという言葉は少し寂しく聞こえますが、実際には情報やエンタメの選び方が細かくなっただけとも言えますね。
とはいえ、テレビには大画面の迫力、同時視聴の一体感、偶然の出会いという魅力も残っています。20代がテレビを見ないのではなく、テレビも配信もSNSも必要に応じて使い分ける時代になったと考えるのが自然です。自分に合う見方を選びつつ、気になる情報は信頼できる場所で確認する。それが、これからのテレビとの付き合い方かなと思います。
結論として、20代のテレビ離れは「テレビが終わった」という単純な話ではありません。テレビ、スマホ、配信、SNSの役割が分かれ、視聴者が自分で選ぶようになったという変化です。毎日テレビを見ない人でも、必要な番組やニュースには触れています。大事なのは、どの画面で見るかより、必要な情報や楽しみ方にちゃんと届けるかですね。
今後は、テレビを見る人と見ない人がはっきり分かれるというより、場面ごとに画面を切り替える人が増えそうです。大画面で見たいもの、スマホで十分なもの、配信で追うものを選ぶ時代ですね。
20代のテレビ離れは、スマホや配信サービスに時間が移った結果です。テレビ番組を見ないのではなく、必要な番組だけを別の入口から選ぶ人が増えています。


