中井亜美選手が、フィギュアスケートのグランプリシリーズ2026フランス大会で逆転優勝しました。ショートプログラム(SP)3位の70.66点から、フリー(FS)で149.08点を獲得し、合計219.74点。日本時間10月25日早朝に女子の最終結果が出ています。
「トリプルアクセルだけで逆転したの?」「青木祐奈選手や住吉りをん選手は何位?」「演技は今日の何時に見られる?」という疑問に、公式の得点表と番組案内を照らし合わせて答えます。地上波の男子ショート・女子フリーは、10月25日13時55分〜16時15分の放送予定です。
結果・放送・配信情報は2026年10月25日朝の確認時点です。本文の差分は公式得点から計算しました。画像はすべて説明用の生成イメージで、実際の選手や大会の写真ではありません。
- 中井亜美選手がSP3位から逆転した得点差
- 青木祐奈選手・住吉りをん選手の総合順位とフリーの違い
- 10月25日の女子フリー放送時間と番組の見分け方
- 有料配信の大会別・セット別料金と見逃し視聴の確認点
中井亜美の逆転優勝を得点から読む

女子の最終順位と日本勢の結果
女子の総合順位は、中井亜美選手が1位、アナスタシア・グバノワ選手が2位、ララ・ナキ・グットマン選手が3位です。青木祐奈選手は4位、住吉りをん選手は6位となりました。SP終了時点の順位を伝えたニュースと、フリー終了後の総合結果を区別しましょう。
| 総合順位 | 選手 | SP | フリー | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 中井亜美 | 70.66 | 149.08 | 219.74 |
| 2位 | アナスタシア・グバノワ | 72.63 | 130.19 | 202.82 |
| 3位 | ララ・ナキ・グットマン | 65.36 | 137.01 | 202.37 |
| 4位 | 青木祐奈 | 76.31 | 124.31 | 200.62 |
| 6位 | 住吉りをん | 61.10 | 129.60 | 190.70 |
表は今回の表彰台3選手と日本勢を抜粋したもので、全出場者の一覧ではありません。合計点の多い順に総合順位が決まるため、フリーだけの順位とは並び方が異なります。たとえばグットマン選手はフリー2位ですが、総合では3位です。
住吉選手もフリー4位、総合6位という組み合わせです。見出しに「4位」とあっても、どちらの順位かによって意味が変わります。結果を手早く確認したいときは、ISU公式の女子総合結果の合計点と、右側に並ぶSP・FSの順位を一緒に見ると分かりやすいですね。
SP首位との5.65点差をどう覆した?
中井選手はSPで70.66点、首位の青木選手は76.31点でした。したがって、フリーに入る前の差は5.65点です。フリーでは中井選手が149.08点、青木選手が124.31点を獲得し、この種目だけで24.77点の差がつきました。
中井選手のフリーの上積み24.77点から、SPで追っていた5.65点を引くと19.12点。これが両選手の総合点219.74点と200.62点の差になります。順位の数字だけを見るより、「SPの差をフリーでどのくらい上回ったか」を計算すると、逆転の大きさがつかめます。
総合2位のグバノワ選手との関係も同じです。SPでは中井選手が1.97点下回っていましたが、フリーでは18.89点上回りました。差し引き16.92点のリードとなり、最終的に219.74点対202.82点という結果につながっています。
ここで足し引きするのは得点であって順位ではありません。「SP3位とフリー1位だから平均2位」とは計算しない点が、初めて観戦する人には少し分かりにくいところです。SPの公式得点とフリーの公式得点を並べると、今回の逆転を自分でも確かめられます。
トリプルアクセル以外の積み重ねも重要

中井選手のフリー冒頭のトリプルアクセルは、公式採点表で「3A」と記録されています。基礎点8.00点に出来栄えの加点0.11点がつき、この要素の得点は8.11点でした。大技の成功は見どころですが、149.08点のすべてをこの1本で得たわけではありません。
続く3回転ルッツ+3回転トウループは11.70点。後半の3回転ループからダブルアクセルを2つつなぐジャンプシークエンスは13.91点でした。今回の採点表では、この2つの連続ジャンプ要素の得点が、それぞれ冒頭の3Aの得点を上回っています。
この比較は「3Aに価値がない」という意味ではありません。単独ジャンプと複数のジャンプを組み合わせた要素は条件が違います。演技を見るときは、難しい技が入ったかに加えて、連続ジャンプを予定どおりつなげたか、後半まで得点を積み重ねられたかにも注目すると、合計点との関係が見えやすくなります。
採点表にはフリップの踏み切りに関する「!」の記号もあります。減点欄が0.00点だからといって、全要素に注意点が一切なかったと読み替えることはできません。ジャンプの認定や出来栄えと、転倒などの減点欄を分けて確認することが大切です。根拠となる数字はISU公式のフリー採点明細に掲載されています。
技術点と演技構成点は何が違う?

フリーの得点表には、TSS、TES、PCSという略称が並びます。TSSはその種目の得点、TESは技術点、PCSは演技構成点です。今回の中井選手は、技術点80.43点と演技構成点68.65点を獲得し、減点0.00点で149.08点となりました。
| 項目 | 中井亜美選手のフリー | 得点表での読み方 |
|---|---|---|
| 技術点(TES) | 80.43点 | ジャンプ・スピン・ステップなど各要素の得点 |
| 演技構成点(PCS) | 68.65点 | 構成・プレゼンテーション・スケーティング技術の評価 |
| 減点(Ded.) | 0.00点 | 種目得点から差し引かれる点 |
| 種目得点(TSS) | 149.08点 | 技術点+演技構成点−減点 |
技術点だけに注目すると、ジャンプ以外の要素も見落としやすくなります。今回の明細では、中井選手の足換えコンビネーションスピンが5.88点、ステップシークエンスが5.62点です。ジャンプが終わった後の動きも、得点の積み上げに含まれています。
一方、演技構成点はジャンプの回転数をそのまま足した数字ではありません。公式表ではComposition、Presentation、Skating Skillsの3項目が分かれて示されています。演技を見て感じた音楽とのつながりや滑りの印象と、技術点の内訳を別々に見比べると、感想と得点の関係を考えやすくなります。
演技直後の印象だけで採点の正誤を断定する必要はありません。気になった場面があれば、その要素の得点とプログラム全体の評価を順番に確認する。それだけでも「大技の本数だけでは順位が決まらない」という今回の結果を理解する助けになります。
青木祐奈と住吉りをんはどう変わった?
青木選手はSP1位から総合4位、住吉選手はSP8位から総合6位となりました。同じ日本勢でも、SPからフリーへの順位の動きは対照的です。ただし、結果だけを見て選手の体調や心理状態まで推測することは避けたいですね。ここでは公式に確認できる得点に絞ります。
青木選手のフリーは技術点57.31点、演技構成点68.00点、減点1.00点で124.31点でした。中井選手とのフリーの差24.77点を内訳で見ると、技術点の差が23.12点、演技構成点の差が0.65点、減点の差が1.00点です。今回の両選手の得点差では、技術点の部分が大きいことが分かります。
これは数字から計算できる範囲の説明です。「表現力が大きく劣ったから順位を落とした」といった一括りの評価にはなりません。青木選手の演技構成点68.00点は中井選手の68.65点に近く、得点のどこに差がついたかを分けて読む意味があります。
住吉選手はフリーで技術点67.96点、演技構成点62.64点、減点1.00点の129.60点でした。フリーでは青木選手を上回っていますが、SPからの合計では青木選手が上です。2日間の競技の積み重ねを見ると、フリーの印象と総合順位が違って見える理由も整理できます。
中井亜美の演技を今日見る方法

女子フリーの地上波は13時55分から
テレビ朝日の番組詳細では、10月25日(日)13時55分〜16時15分に「フィギュアグランプリシリーズ2026フランス大会男子ショート・女子フリー」を放送する予定です。女子の結果が早朝に出ていても、午後からテレビで演技を見られる枠があります。
この番組は男子ショートと女子フリーを扱う枠です。13時55分が中井選手の演技の開始時刻という案内ではありません。女子だけを見たい場合も、選手ごとの放送順や登場時刻が確定していると決めつけず、番組全体を録画しておく方が見逃しを減らせます。
放送枠は2時間20分ですが、全選手の全演技が同じ長さで放送されるという意味でもありません。個々の演技の扱いは番組構成によります。特定選手をフルで見たい人は、テレビの放送内容と、配信の対象競技・収録内容を分けて確かめましょう。
女子の解説は荒川静香さん、実況は清水俊輔アナウンサー。男子の解説は町田樹さん、実況は山木翔遥アナウンサーと案内されています。採点表を見てから番組を見るなら、ジャンプの説明だけでなく、スピンやステップ、演技全体に対する解説も聞くと理解が深まります。
実際の予約では、受信している放送局の電子番組表で、日付と番組名、開始・終了時刻を確認してください。最新の変更は放送局の案内が優先です。出典はテレビ朝日の10月25日番組詳細です。男子フリーの別枠と間違えないことも、今回の女子演技を探すときのポイントになります。
配信は大会別と全配信セットを比較

テレビの放送時間に合わせにくい場合は、テレ朝動画の公式特設ページにフランス大会の視聴案内があります。料金は各大会チケットが1,500円(税込)にシステム手数料220円を加えた1,720円です。フランス大会だけが目的なら、まず大会別の対象範囲を確認すると選びやすくなります。
| 券種 | チケット代(税込) | 手数料込み | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| フランス大会チケット | 1,500円 | 1,720円 | 購入したフランス大会 |
| 全配信セット | 6,200円 | 6,420円 | NHK杯を除く対象大会など |
| 特典付き全配信セット | 6,700円 | 6,920円 | 全配信セットと記念レプリカチケット |
大会別は対象の大会だけ、全配信セットはNHK杯を除く対象大会をまとめて見るための券種です。中井選手の今回の演技を見たいという目的と、シーズンを通して複数大会を追いたいという目的では、必要な範囲が違います。セットの名前だけで、NHK杯も含まれると判断しないでください。
単純に金額を比べると、各1,720円の大会別チケットを3大会分買う場合は5,160円、4大会分なら6,880円です。全配信セットの6,420円と比較する際の目安になります。ただし、GPファイナルは別の券種・価格があるため、この計算を全日程に一律に当てはめることはできません。
料金だけでセットを選ぶ必要はありません。見たい大会がフランスのみなら、対象外の大会を増やしても使わない可能性があります。反対に複数大会と特典映像を継続して見るなら、セットの対象範囲を確かめる価値があります。購入する前に、公式画面で選んだ券種と支払い総額を見直しましょう。
見逃し視聴で間違えやすい年と日付
公式特設ページは、フランス大会を第1日・第2日・第3日に分けて案内しています。今回の女子フリーを探す際は、第2日の競技内容を確認してください。「日本時間10月25日の早朝に終わったから第3日」と日付だけで判断すると、男子フリーなど別の配信枠を開くことがあります。
同じページには全配信セット向けの2025年大会のアーカイブ案内もあります。昨年も同じ選手が出場しているため、選手名だけでは見分けられません。2026年大会のフランス大会か、2025年大会の特典アーカイブかを先に確認してから、競技日と女子フリーの表示を見ましょう。
配信チケットの購入期限は2027年1月3日23時59分、アーカイブ視聴期間は2027年1月4日23時59分と公式特設ページに記載されています。購入期限と見られる期限は別です。最終日に近い時期に利用する場合は、購入してからゆっくり何週間も見られるとは考えず、残りの視聴可能時間を確認する必要があります。
また、無料のテレビ放送と有料配信は別の視聴方法です。テレビ朝日が放送するから、すべての演技がTVerなどで無料配信されるとは限りません。無料視聴の有無を推測で補わず、対象動画に表示された料金・利用条件・配信期間を確認してください。
これから視聴する方は、テレ朝動画のGPシリーズ2026公式特設ページで、2026年のフランス大会、第2日、女子フリーの順に対象を照合できます。購入済みの方も、追加で別のチケットを買う前に、現在のチケットに今回の配信が含まれているか確認すると重複購入を防ぎやすくなります。
公式結果は総合・種目・明細を使い分ける

演技を見て「この点数は何の数字だろう」と思ったら、まず女子の総合結果を開きます。合計219.74点はSPとフリーを合わせた数字です。フリーの149.08点だけを探していると、総合結果の画面と数字が違うように見えてしまいます。
次にフリーのResult Detailsを開くと、技術点と演技構成点、減点を確認できます。この画面は「演技全体の点数の内訳」を知るためのものです。特定のジャンプが何点だったか、回転や踏み切りに関する記号があるかを調べる場合は、Judges ScoresのPDFに進みます。
明細の最初にある名前と種目を確認してから、要素の順番を演技映像に照らし合わせると、別の選手の行を読んでしまう間違いを減らせます。今回の中井選手のフリーなら、冒頭の3A、続く3Lz+3Tと順番に追えます。似た略号が続くので、一度にすべてを覚える必要はありません。
スピンやステップの後ろに付く数字と、ジャンプの先頭の数字も役割が違います。たとえば3Aの「3」と、StSq4の「4」を同じ回転数だと読み替えないようにしましょう。知りたい要素を一つ選び、放送の説明と採点表を往復するだけでも、得点表示を追いやすくなります。
なお、採点表にある得点は今回の演技に対する記録です。次の大会でも同じ点数が出ることや、同じ順位になることを保証するものではありません。今回の結果を理解する材料として使い、将来の勝敗予想や選手の状態の断定とは切り分けておきましょう。
中井亜美の逆転は得点と映像で確認
今回の女子は、中井選手がSP3位からフリー1位へ上がり、合計219.74点で優勝しました。SP首位との差5.65点を、フリーの得点差で覆した結果です。トリプルアクセルに注目しつつ、連続ジャンプ、スピン、ステップと演技全体の評価まで見ると、逆転の理由をより具体的に追えます。
結果を知ったうえで演技を見る方は、まず冒頭の3Aと、その後の連続ジャンプのつながりを確認してみてください。次に後半のジャンプやステップ、音楽と滑りの関係へ目を向けると、「どの技を成功したか」だけで終わらない見方ができます。これは実際の映像と採点記録を比べて楽しむための視点です。
視聴方法は、午後の放送時間に見られるなら13時55分〜16時15分のテレビ朝日系列の番組を確認し、自分の時間で見返したいなら公式配信の2026年フランス大会を確認する、という順序で整理できます。テレビの録画予約と有料配信の購入は別なので、目的に合う方を選べば十分です。
青木選手や住吉選手の演技も、総合順位だけで評価を決めず、SPとフリーの両方を見比べると大会の流れが分かります。青木選手はSP首位、住吉選手はフリーで順位を上げています。中井選手の優勝と合わせて、それぞれがどの種目で点を重ねたのかを確かめたいですね。
放送予定や配信条件は変更される場合があります。見る直前には番組表と公式配信ページの最新表示を確認してください。結果だけを急いで知りたい方はISUの女子総合結果、演技の細部を知りたい方は採点明細、実際の滑りを楽しみたい方は放送・公式配信と、目的に合わせて確認先を使い分けましょう。


