『となりのトトロ』を見ていて、お父さんの落ち着いた声をどこかで聞いた気がした方もいるのではないでしょうか。
お父さんこと草壁タツオの声を担当したのは、声優を本業とする人ではなく、コピーライターの糸井重里さんです。
この記事では、糸井重里さんの本業、お父さん役に選ばれた背景、サツキやメイを含む主要キャストを整理します。次に作品を見るとき、家族の声の違いも楽しめるようになりますよ。
- お父さん役はコピーライターの糸井重里
- プロ声優ではない自然さが役に生かされた
- 糸井重里は作品の宣伝コピーにも関わった
- 草壁家と周辺人物の声優も一覧で確認できる
となりのトトロのお父さんの声優は糸井重里

草壁タツオ役を担当
お父さん役の声は糸井重里さんです。作品内では「とうさん」と呼ばれていますが、人物名は草壁タツオ。サツキとメイの父親で、入院中のお母さんを支えながら二人の娘と田舎の家で暮らしています。
大げさに感情を乗せる声ではなく、娘たちの話を受け止める穏やかな話し方が特徴です。プロのアニメ声優とは少し違う響きがあるため、初めて名前を知って驚く人も多いかもしれません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 役名 | 草壁タツオ(とうさん) |
| 声の出演 | 糸井重里 |
| 人物像 | サツキとメイの父親 |
| 仕事 | 大学で考古学を教え、翻訳の仕事もする |
糸井重里の本業はコピーライター
糸井重里さんは、広告コピーを数多く手がけてきたコピーライターです。1998年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を始め、現在は「ほぼ日」として読み物や商品、イベントなど幅広い活動を展開しています。

『となりのトトロ』では声の出演だけでなく、映画を届けるための宣伝コピーにも関わりました。その後もスタジオジブリ作品のコピーを手がけており、「言葉をつくる人」として作品に深く関わっていることがわかります。
お父さん役に選ばれた理由
起用の背景は、演技のうまさだけを求めたものではありません。スタジオジブリ公式サイトでは、鈴木敏夫プロデューサーが、プロの俳優では父親が立派に聞こえすぎて現実味が薄くなると考え、糸井重里さんに依頼してうまくいったと説明しています。
詳しい説明は、スタジオジブリ公式サイトの発言紹介で確認できます。日常にいる父親らしい距離感を出すため、完成された声の演技とは違う自然さが重視されたと受け取れます。
となりのトトロのお父さんの声優と主要キャスト

草壁家の声を見分ける
草壁家では、お父さん以外の3人をアニメや映画でおなじみの声優が担当しています。サツキ役は日高のり子さん、メイ役は坂本千夏さん、お母さん役は島本須美さんです。
- サツキはしっかり者の姉らしい明るく芯のある声
- メイは幼い子どもの勢いと感情が伝わる声
- お母さんは柔らかく家族を安心させる声
- お父さんは抑えた話し方で娘たちを見守る声
4人の声質が異なるため、会話だけでも家族それぞれの性格が伝わります。お父さんの声だけが少し素朴に聞こえるのも、この組み合わせならではですね。
主要キャスト早見表
草壁家のほかにも、トトロやネコバス、カンタの家族など印象的な役が並びます。次の表で主要な声の出演を確認できます。
| キャラクター | 声の出演 |
|---|---|
| サツキ | 日高のり子 |
| メイ | 坂本千夏 |
| とうさん | 糸井重里 |
| かあさん | 島本須美 |
| トトロ | 高木均 |
| ネコバス | 龍田直樹 |
| カンタ | 雨笠利幸 |
| カンタのばあちゃん | 北林谷栄 |
まとめ
『となりのトトロ』のお父さん、草壁タツオの声を担当したのは糸井重里さんです。本業はコピーライターで、作品の宣伝コピーにも関わりました。
プロの俳優では立派に聞こえすぎるという制作側の考えから、身近な父親らしい自然さを求めて選ばれたことが公式に説明されています。次に見るときは、娘たちの勢いある声と、お父さんの抑えた声の対比に注目してみてください。
- お父さん役は糸井重里
- 本業はコピーライター
- 自然な父親像を出すための起用
- 主要キャストは実力派の声優・俳優が担当


